2013年05月11日

舞台の上の輝き

このところすっかり観劇にはまっています。
以前から、お芝居を観るのが大好きだったのですが、一緒に観劇する仲間ができたため、より一層楽しくなっています。
4月下旬に友人が取ってくれた三谷幸喜作の「おのれナポレオン」を観に東京芸術劇場に行ってきました。
登場人物は6人だけだけれど、豪華なキャストでチケットをゲットするのも大変という公演でした。

内容はナポレオンの死の真相を解き明かしていくというもので、休憩なしの2時間20分の公演中、まったく目が離せないスリリングな展開でした。出演している役者さんたちが「タダものではない」方ばかりでしたが、ナポレオン役の野田秀樹さんの自在さには酔わせていただきました。
カリスマ性、弱さや甘え、プライドの高さ、頭脳の明晰さ、などなど、一人の人間が持ちうるさまざまな光と影を軽やかに演じていました。

もう一度観てみたいと思いつつも、チケットが入手できず、各地の映画館で同時上映されるライブビューイングも完売というものすごい人気の演目でした。

そんな中、先週はヒロイン役の天海祐希さんが心筋梗塞で降板!というニュースが駆け巡り、ただでさえ注目度の高かった公演への関心は高まる一方。結局、代役の宮沢りえさんがたった2日間で、あの膨大なセリフをものにして、昨夜無事に公演が終わり、なんとか千秋楽まで予定通り上演されることになったのはすでに周知の事実です。あのカンパニーがすでに作り上げた世界の中に、セリフを入れて身を投じる怖さ、面白さ…宮沢りえという人の勇気にひたすら脱帽です。いつの間にかすごい女優になっていたんですね。

映画も大好きだけれど、芝居はその場で役者がすべてをかけてリアルタイムで一つの世界を作り出して誘ってくれる。そこにどんなウソと真実、夢と哀しみが交錯するのかと、毎回、ドキドキワクワクしながら客席にいます。
先週は、寺山修司没後30年「レミング 世界の涯てまで連れてって」をパルコ劇場で観劇しました。30年前に観劇したころとどのように感じ方が変わるのかな、などと思いながら。
こちらも豪華なキャストで、常盤貴子さんが出演していましたが、芝居そのものよりも女優のオーラがきらめいていて、とても興味深かったです。

天海さんにはしっかり治して、また、ハンサムウーマンを見せてほしいです。
宮沢りえさんの予定されているお芝居も行くつもりで前売りゲットをスタンバイしていますが、ますます入手が難しくなりそう(笑

posted by fudo at 18:15| 日々のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする