2013年03月11日

竹富町の伝統芸能に触れて

先日、ご案内しました「竹富町 島々の伝統芸能」が3月8日(金)午後1時半から、那覇のおきなわ国立劇場で開催されました。
今回は、あえて舞台で演じられることが少ない古謡中心の演目となり、最初の演目は種子取祭世乞い唄から始まりました。

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種を蒔き、無事に発芽することを祈る種子取祭において、新しい年を迎え豊作を祈る行事であるユークイ(世乞い)で歌われる道唄です。

5番目の演目、「田植えジラー」も西表島で歌い継がれている古謡の一つ。植えた苗がしっかり根をおろし、豊かな稔りとなりますように」という内容です。

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7番目の演目、ウロンチィンヌジラマも古謡。若夏(うりずん=ウロンチィン)の季節を迎え、牛を放牧しようという労働唄です。牛の役は村の若者たち。時折、反抗して、お尻を叩かれたりして笑いを誘っていました。

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最後の古謡は家造りジラバ。黒島の唄は、家財道具を順に説明していくというもの。

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このほかにも狂言や舞踊など全部で11演目が発表されました。

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いずれも農と密接な関わりをもつ暮らしの有り方が偲ばれる内容ばかりでした。
最後は、演者も観客も一緒になってカチャーシーを踊りました。

私は、この数年間、竹富町に仕事で関わらせていただいており、顔なじみになった方々も多くおられます。そのみなさんが伝統的な衣装を身にまとい、舞台に上がられるとき、まさに竹富町の文化そのものに向き合う素晴らしい瞬間が訪れます。そこには連綿と伝えられてきた多くの人の思いや生き方、願いが凝縮されているのです。

芸能の中に昇華されていく島々の暮らしや人々にますます魅了されています。

国立劇場おきなわです。

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タグ:竹富町
posted by fudo at 11:49| 土に着け 風に聞け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする