2010年07月23日

明日、公開「うつし世の静寂に」

夏本番!
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は昨日、世田谷の農家Eさんの庭先で採れたての枝豆をいただくという思いがけないうれしいお相伴にあずかってきました。

斜め頭上を見上げれば、ギラギラの太陽の下、コンクリートの塊である高速道路、そして、白っぽい大地には枝豆が鈴なりに実をつけている。そんなミスマッチな取り合わせ、それが世田谷の農場です。すべて無農薬栽培!それを可能にするのは一にも二にも土づくりだそうです。

DSCF2476.jpg

大きな欅の下には静かな農家の庭先が未だにあって、ずっと変わらない世界がここにはあるのだと感じさせてくれます。狂ったような太陽の光が、徐々に落ち着きをみせ、やがて夜の帳が下りてきて、欅が黒いシルエットになる中、ビールを片手に、片手で途切れることなく採れたてほっかほかの枝豆をつまみ(笑)、気の置けない友人たちと心から和んできました。

ささらプロダクションを主宰している友人の小倉美恵子さんから、新作のドキュメンタリー映画の案内が来ました。
「うつし世の静寂(しじま)に」です。

うつし世は「現世」、常世は「来世」。
ふたつの世を「素朴な祈り」でつないできた暮らしが
今、静かに語りかける…。

もうひとつの川崎のものがたり

以前、ご紹介した「オオカミの護符」は、2008年度 文化庁映画賞を受賞しました。今回も、小倉さんの地元川崎に題材を得た力作です。
実は小倉さんの家も土着の農家です。激変していく周囲の様子に心を痛め、今、残しておかねば、と、地元の事象を掘り起こし、映像に記録しているのです。

世田谷の農家さんの家も、環状線の道路工事で消えてしまうかもしれない、とのこと。
もうこれ以上、私たちは失い続けていいのでしょうか。
道路よりももっと大切なものがここにも、あそこにもあるのに。

私たちの暮らしの足元を見直すよい機会となる映画です。
ぜひ、ご覧ください。



ラベル:農業
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