
単にお米を炒っただけのものではなく、籾を流れる水に浸けて、4日目の夕方に水からあげて熱湯につけて一晩置く。
これですでに5日目!
それを蒸し器で蒸して、薪を炊いた釜で炒って、精米機でもみをはがすというとっても手の込んだもの。
かつては棚田の一番上の水が冷たくて、育ちのよくない未熟米や、一度刈り取った後から出てきた米などを活用して、保存食やおやつにしたそうです。
一般的な食べ方は、熱湯を注いで、少し蒸らして、お茶として飲む。
塩を入れる派、砂糖を入れる派に分かれるようです。
やわらかくなったお米ももちろん食べることができます。

早速、やってみました。
なんとも香ばしい、そして米の甘みがほんのりして、どこかなつかしいほっとする味です。
今度はパリッとしいたけが手元にあったので、細かくして入れてみました。ほんのりしいたけの味わいも加わっていい感じです。
昆布も入れてみようかな?梅干しもいいかも、とか、いろいろ自分で工夫したくなります。
以前、千葉県鴨川市でも出会ったことがありますが、こちらは砂糖をまぶして、ぱらぱらのまま、おやつとして食べられていたそうです。

災害時の非常食としてもよさそうです。
こうした昔ながらの知恵と技に出会えるとわくわくします。でも、一方でいつもつくっている方は年配の方で、後10年したら出会えるのかしら、と心配になってしまいます。
手間をかけてつくられたものはからだだけでなく、心への滋養もあります。焼き米でまた一つ新しい世界が広がったような気がしました。
【風土倶楽部のお薦めの最新記事】




