
ただ、「りんご」の原料は生食用としては、ちょっとキズがあったり、形が整っていないものを使用しています。だから、収獲がすべて終わって、選果をしてから入手し、それから製造にとりかかるので、みなさんにお待ちいただくことになってしまいます。
ジャムやジュースなどの加工用と、生食用の間を取り持っているのが「りんご」といえます。丹精込めてつくられたりんごを少しでも無駄にせず、価格維持をして、りんごの栽培を続けて欲しいとの思いからです。りんごづくりはとても手間がかかり、りんご農家も高齢化で離農する方が後を絶ちません。
よくりんごの品種の味の違いをお尋ねいただきますので、「りんご」に使用している4品種の特長をまとめてみました。
ふじ
国光とデリシャスの交配品種で日本で品種改良されたもの。りんごの王様ともいわれる世界的な品種となっています。甘さが強いのが特徴で果汁が多く、果肉に蜜を持ちます。
王林
ゴールデンデリシャスと印度の交配品種。独特の風味をもち、果汁が多く、酸味は弱く、甘みが強いです。
ジョナゴールド
アメリカ・ニューヨーク州立農事試験場で生まれたゴールデンデリシャスと紅玉の交配品種。酸味は紅玉ほど強くありませんが、甘みと酸味がしっかり味わえます。
つがる
青森りんご試験場で生まれました。交配したときにゴールデンデリシャスの相手となった品種がわからなくなり、1990年に弘前大学による遺伝子診断で紅玉と判明。ジョナゴールドと同じような生まれですが、こちらは早生種です。弱い酸味が甘さを引き立ててくれます。
その年の気候に、あるいは農園の土壌や作り手によって、りんごの味は微妙に変化します。ぜひ、いろいろ食べて、楽しんでみてくださいね!
りんごには消化を助けるカリウム、腸を整えるペクチン、脂肪を取り除くりんご酸、美肌に、そして風邪予防の働きをするビタミンC、そして、食物繊維がたっぷりです。
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