2008年07月04日

美味なる酢のふるさとは棚田

私の大のお気に入りである富士酢プレミアムや紅芋酢の醸造元である飯尾醸造さんを取材で訪問してきました。
以前は「住む」で取り上げるために酢をテーマにした取材で訪問しましたが、今回のテーマは棚田でした。

e-DSCF8083.jpg

e-DSCF8103.jpg

全国各地に棚田はありますが、手間がかかるため完全無農薬栽培で米づくりをしているところは少ないと思われます。京都府宮津市の飯尾醸造では、きれいな水で栽培できること、近隣の田圃に影響されることなく無農薬栽培が可能であることから、昭和39年以来、棚田の米を原料に酢づくりを行っています。近隣の契約農家による米に加えて、社員総出で約30枚の田圃で米づくりを行っています。高齢化により、だんだん継続できない農家が出てきたためです。上記の写真は、その棚田の風景です。

機械を使えないような小さな田圃だからこそ、丁寧に手をかけて、除草をし、虫や病気にかからないようにあらゆる手を尽くして米づくりを行っています。その様子は五代目見習いの飯尾彰浩さんの「酢を造るといふ仕事」のブログに詳しいので、ぜひ、ご覧ください。

e-DSCF8106.jpg

飯尾彰浩さん(右)と飯尾醸造の社員の伊藤浩二さん。伊藤さんは夏場は米作りの担当ですが、冬は酢の原料となる日本酒づくりを担っています。
毎年、さまざまな工夫をしながら、農業をしている伊藤さんいわく、「米づくりは本当に奥が深い」とのこと。土づくりから、米づくり、そして酒仕込みから酢づくりまでの長い手間の積み重ねを思うと、1滴の酢がとても大切に思えてきます。

この取材の結果は、近々、東京財団の「食のたからもの再発見プロジェクト」に掲載される予定です。掲載された際にはまた、お知らせさせていただきます。

タグ: 京都
posted by fudo at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 調味料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/102168669
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック